ルナメアには、「トコトリエノール」を60ナノメートルまで小さくした「クリアナノビタミンE」が配合されています。

 

今回は、ルナメアを支えるこのナノ化技術のすごさについて説明します。

 

このナノ化技術は「ナノプロテクト設計」と呼んでいます。

ナノ化する技術ですが、厳密に言うと「ナノ化物のオイル分の組成をコントロールして安定化する富士フイルムの独自技術」となります。

 

そもそもルナメアの開発に、なぜこの技術が必要となったのでしょうか?

それを説明するために、「トコトリエノールとは」のところで説明したトリトコエノールのデメリットを思い出してください。

 

難溶性で、浸透しにくく、更に不安定というデメリットがありました。

つまりこのデメリットのせいで、トコトリエノールは化粧品にもってこいの効果をたくさん有しているのに使えない現実があったのです。

 

しかし富士フイルムは諦めず、ナノプロテクト設計という独自技術を開発し、

トコトリエノールを安定的にナノ化し、浸透性の向上、化粧品への配合を実現しルナメアを開発することに成功したのです。

 

 

まず浸透性ですが、今までの技術でトコトリエノールをナノ化した場合に比べて、肌の角質層への浸透度が約8倍という数値を出しています。

 

これは実際の人の肌で実験した結果です。実験の概要は以下の通りです。

 

成人男女13名を対象に、従来技術、ナノプロテクト設計の両方でナノ化したトコトリエノールを、上腕内側に塗り、4時間経過した後にテープストリッピング法により定量測定する。テープストリッピング法とは、粘着テープで皮膚の表面の角質細胞を一つずつ剥がし、観察や測定する手法です。

 

 

次に安定性ですが、ナノプロテクト設計を用いてトリトコエノールをナノ化すると、ほぼ100%の安定性という数値を出しています。

 

こちらの実験概要は以下の通りです。

 

従来技術、ナノプロテクト設計の両方でナノ化したトコトリエノールを50度で2週間加熱処理した後のトコトリエノールの残存の分量を測定する。

 

 

以上、「ナノプロテクト設計のすごさ=トコトリエノールのデメリットを克服」ということで説明させていただきましたが、実は富士フイルムはナノ化技術に関しては最先端を常にリードしている会社なのです。

 

過去にも困難と言われていた「アスタキサンチン」という成分の安定的なナノ化に成功しています。写真の感光剤の開発研究で培った技術が基本となっているらしいです。

写真・カメラの技術が、このようなところにも使われているのですね。





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